ヴィンテージというと舶来ものというイメージですが、もちろん日本製の眼鏡も存在します。
日本製は鼻パッドが付いてたり鼻盛が高いといった日本人向けに作られているので掛けやすさが大きな魅力です。
デザインはオーソドックスなラウンドやオーバルといったシンプルなものが多く、落ち着いた雰囲気で合わせることができます。今回ご紹介するヴィンテージは中でもちょっと珍しい個体をご紹介いたします。
一枚目にご紹介するのはまずシルバーとゴールドそしてブラックの配色が個人的に好みなラウンドメタル。
一番の特徴はレンズにリムをかませる仕様のデザイン。今でこそありますが1940年代にこのデザインは海外製ヴィンテージでもなかなかありません。(度付きも対応、頑張って作ります!)
時代を感じさせるタグには金張の記載と特許というのが確認できます。
つづいてはセル巻きのラウンドとプレーンなオーバルのメタルです。
日本製だと金張やサンプラチナ製、合金が多いのですがこちらはシルバー製となっております。
シルバーなので使用とともにくすみがでてきて表情が変わっていくのが楽しめます。シルバークロスなどで磨けばまた輝きが戻ります。
ケーブルテンプルなどヴィンテージらしいディティールの説明は
どちらのフレーム1940年代のフレームですが、海外製にはないシンプルさが日本製の魅力だと思います。そこにちょっとしたデザインや素材にこだわりをいれるのもまた日本製らしいですよね。
冒頭でも記載しましたが、何より掛けやすいので是非店頭で実際お手にとってみてください。
40’s Japan Vintage Frames
今回はAOのセーフティグラス、オリジナルのパッドからクリングス(足つき)への換装です。
この眼鏡は裏側のリム周りに山がついております。このまま鼻パッドを削りおとすとパッドがあった箇所だけ平になってしまいますのでパッドで山を形成していく必要があります。
これで不自然さはなくなりました。(わかりますかね?)
あとはクリングスをつけて完成なのですが、クリングスも一般的に用いられる貼り付けタイプではなく自然に(オリジナルのように)なるよう埋め込みで行います。
ただ穴あけなので失敗は許されないという最大のデメリットがあります。でもやはり拘りたい。
その先にあるお客様の喜びや驚きを考えると攻めの姿勢になってしまいますね。
鼻盛やクリングスのサービスは様々な店舗でおこなっていると思いますが、その作業は各々センスに違いがあると思います。外注でおこなっているところも多いです。
当店のもっとうは「オリジナルに近い状態を目指す」
ヴィンテージ好きの眼鏡屋がこうじて今は修理まで行っております。その知識と技術でお客様の大切な眼鏡をサポートいたしますので、是非眼鏡に関するご相談お待ちしております。
70’s American Optical Safety glass
コロナ禍でのスタートでしたが皆様のご愛顧とサポートのおかげで、当店は6月6日で丸三年を迎えます。
本当にありがとうございます。
これからも当店らしく眼鏡と向き合い、楽しみながら歩んでまいりますので引き続きご愛顧いただきますようお願いいたします。
お問合せも多くなってきた周年イベントですが今年はレンズ30%割引(初売り以上の割引率)と*1
カールツァイス調光レンズオプションキャンペーンを行います。*2
また周年に合わせてヴィンテージも大量入荷いたします。
今回は12-20時までの営業時間を1時間ごとに分けた8組限定とさせていただきますのでご了承ください。*3
6月6日㈫一日限りのイベントとなっております。平日ではございますがご予定が合えば是非ご予約いただければと思います。
それでは皆様のご来店こころよりお待ちしております。
*1. レンズ割引は一式ご購入の方を対象とさせていただきます。
*2.カールツァイスレンズは30%割引対象外でオプションキャンペーンとなります。キャンペーン内容は気軽にお問い合わせください。キャンペーンは6月30日まで。
*3.当日はご予約制となります。ホームページのお問合せフォーム、インスタグラムのDM、お電話から受け付けておりますので事前予約をお願いいたします。なお定員になり次第終了とさせていただきます。